Douglas(ダグラス)。80年以上の昔、アメリカが急成長を遂げた1920年代、ひとつのライターの名品が生まれ、大量生産と大量消費の波に消えていった。
その短い歴史は、1920年代の「シアーズ・ロバック」 のカタログ中での登場でうかがえる。当時の価格で5ドル、同載している他の ライターは、69セント程度で買える時代であることから、当時は驚くほど 高価で、使う人のステイタスを象徴していたといえる。 ダグラスライターの第一の魅力は、製造の全てがクラフトマンシップ により作られていること。第二の魅力は、他に類を見ない、独特な アクションを採用した着火のメカニズムです。 一見して華奢に見えるライターですが、復刻・製作に当たり 研究した結果、ひとつひとつのパーツの製造技術の高さと組立て技術の 高さとが相まって、想像以上の頑丈さと、耐久性を持っていたのです。 着火ローラーや、特に耐久性を必要とするスプリング等のパーツは、 現代のハイテックによりさらに高められるという申し分のない仕上がり になっています。
※出典:東京パイプ
日本の老舗メーカー東京パイプが悲劇のライターを忠実に復刻し、現代によみがえらせました。色あせない着火メカニズムと、デザイン性を持つ1926年に発売されたDouglas(ダグラス)ライターが、歴史に埋もれることを拒否したのは必然ともいえます。
ハンドメイド、それも厳選した材料を熟練のクラフトマンがたっぷり時間をかけて作り上げた名品です。
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