葉巻(シガー)とは?初心者に知ってほしい基本
紙巻きタバコとの違い
葉巻は刻み葉を紙で巻いた紙巻きタバコと異なり、タバコ葉をそのまま巻き上げたものです。煙を肺に入れず、口と鼻で香りと余韻を楽しみます。
葉巻の魅力と楽しみ方
ゆっくり味わう前提の嗜好品なので、リラックス時間の質を高めます。香りの層(序盤・中盤・終盤)が変化するのも魅力です。
サイズ一覧(長さ・リングゲージ・喫煙時間の目安)
| サイズ名 | 長さ (mm/inch) |
太さ (RG※/mm) |
喫煙時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| ダブルコロナ Double Corona |
190〜203 mm / 約7.5〜8.0" | 49〜52 RG/ 19.4~20.6 mm | 100〜120分 | 大型で香りの変化が豊富。特別な日やじっくり時間が取れるときに。 |
| チャーチル Churchill |
170〜178 mm / 約6.7〜7.0" | 47〜50 RG/ 18.6~19.8 mm | 75〜90分 | 長時間じっくり。味のレイヤーを堪能したい中〜上級者に。 |
| コロナ Corona |
140〜150 mm / 約5.5〜6.0" | 42〜44 RG/ 16.6~17.4 mm | 45〜60分 | バランスの良い定番。初めてのフルサイズ挑戦にも。 |
| ペティ・コロナ Petit Corona |
120〜130 mm / 約4.7〜5.1" | 40〜42 RG/ 15.8~16.6 mm | 30〜45分 | 手軽に試せる短めサイズ。休憩時間や軽めの一服に。 |
| ロブスト Robusto |
118〜130 mm / 約4.7〜5.1" | 48〜52 RG/ 19.0~20.6 mm | 40〜60分 | 短いが太めで風味が濃く出やすい。人気の万能型。 |
| パナテラ Panatela |
152〜178 mm / 約6.0〜7.0" | 34〜38 RG/ 13.4~15.0 mm | 30〜40分 | 細長く軽やか。上品な見た目でカクテルタイムにも。 |
※RG(リングゲージ):葉巻の太さを表す単位。1RGは直径1/64インチ(inch = 25.4mm)リングゲージに0.397を掛ければミリ単位に換算できる。
葉巻の正しい吸い方
煙は肺に入れず「香りを味わう」
一口ずつ口に含んで、舌・鼻で香りを感じます。肺喫煙は不要です。
吸うペースの目安(1分に1〜2口)
急ぐと過熱して辛くなります。ゆっくりと。
余韻を楽しむコツ
吐いた後の余香を楽しみましょう。味が荒れたら少し休ませると回復します。
着火方法と火のつけ方
着火道具
匂い移りを避けるため、オイルライターを嫌う人も多い。バーナータイプや無香の長マッチがおすすめ。
均等に着火する手順
- フット(先端)を火に近づけ、回しながら炙る。
- 全面がオレンジ色に均一に燃えたら、軽くパフして火を定着。
- 片燃えしたら、火の弱い側を下にして休ませると整います。
美味しく吸うためのポイント
喫煙していくうちにフット面全体が赤くなり、無煙燃焼に移ります。これは、炭や薪で熱源が作られる「熾火(おきび)」と同じ状態。たまに「片燃え(不均一な燃焼)」することもあるが、そんなときは、シガーを吹き戻しして火種を熾し、フット面全体を均一に赤くすればOKです。とにかく最初のトーストを丁寧に。ここで味の安定が決まります。
道具の使い方(カッター・ヒュミドール・灰皿)
シガーカッターの使い方
シガーは、ヘッドと呼ばれる丸まった部分をシガーカッターでカットして、吸い口を作ります。この際、ヘッドの丸みを残すようにカットします。あまり大きくカットすると、シガーがばらばらになるので注意しましょう。カッターは真っ直ぐ切るシザータイプとギロチンタイプの他に、くり抜くように穴を開けるパンチカッターもある。吸い口によって味が変わります。自分の好みの吸い口を見つけてください。
ヒュミドールでの保管方法
プレミアムシガーは、湿度管理が大事。保管にはヒュミドールと呼ばれる加湿器のついた専用箱を使うことが多い。上手に保管したシガーは品質を落とすことなく本来の味を楽しめる。湿度は65〜72%を目安に詰めすぎないように配置します。
葉巻用灰皿の選び方
長いシガーレストと広い受け皿のものが便利。無理にもみ消さず置けば自然に消火します。
Q&A(初心者の疑問)
Q. 葉巻は最後まで吸う必要がある?
A. ありません。味が辛くなったら無理せず置いてOK。
Q. 吸い殻はどう処理する?
A. もみ消さずに灰皿に置けば自然に消えます。
Q. どれくらいの頻度で吸えばいい?
A. 週末など特別な時間だけでも十分。自分のリズムで。
まとめ|葉巻は「時間を味わう」大人の嗜み
初心者は小さなサイズから始めよう
煙をふかし、香りを愉しむのが一般的な葉巻の吸い方です。紙巻たばこと比べると喫煙時間が長いので、最初は小さい葉巻から始めるのが良いでしょう。葉巻を楽しむ時は時間も一緒に用意してください。ゆったりとリラックスして豊かな香りを愉しみましょう。
道具とマナーを知ることでより楽しく
シガーは道具も大事。シガーカッター・ライター・ヒュミドール。でも、難しいことはありません。ヒュミドールで保管し、シガーカッターで吸い口を作り、ライターで火をつけます。道具は高いものからやすいものまで様々。自分にあった道具を揃えることが大事。道具については以下の関連ページからお探しください。